あらためて「新型コロナウイルス」を知る

クルーズ船の対応状況を告発!とか、そういう話題も随分昔のように感じるけど、1ヶ月ぐらい前の話なんですね。
それから連日のテレビ放送から、なんか恐怖煽る系の展開からの買い占め騒動や転売騒動あったり。
コレぐらいまでは予想できたが、いよいよオリンピックだってどうなる?って展開だ。
「オーバーシュート」で「東京ロックダウン」なんて世界線は来るのか?
というタイミングで、「新型コロナウイルス」についてあらためて情報をまとめてみた。

まずは厚生省。
■新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
この手の常としてわかりにくいが、まずは1次ソースなので読むしかない。

情報ソースとしての信頼はそこそこだが、とりあえず概要掴むには Wikipedia。なんだかんだで多岐に渡る。
■コロナウイルス
https://ja.wikipedia.org/wiki/コロナウイルス
外観がコロナ(太陽のアレ)に似ているからそう名付けられた。
コロナウイルス自体は1960年代に見つかったものなんですね。

■新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)
https://ja.wikipedia.org/wiki/新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)
あちこちの舌戦も含めて経緯がまとまっています。
中国からあがる情報はどうかなと思うけど、ココに来て急展開のアメリカもどうなんだろうね。

■【図表で見る】 新型コロナウイルスのパンデミック 広がりと対応
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51992741
途中にある経過を示すグラフがわかりやすい。
人数がクローズアップされるが、あくまで判明した数字。
中国のように「無症状はカウント外」とか、検査しきれないなど差異があるので注意。

■山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
冷静に淡々とまとまっています。

■専門家会議の「クラスター対策」の解説 ――新型コロナウイルスに対処する最後の希望
https://note.com/kyoshimine/n/n6bf078a369f9
これものすごいわかりやすい。これは必読。
日本の対策がこのままうまくいくかわからないですが、統計による評価って重要。

一方これまでにない効果も得られている模様。
■大気汚染や温室効果ガスが激減
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51970847
地球環境が改善。

■分裂のリビア 新型コロナウイルスで戦闘一時停止に同意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012344551000.html
戦争が止まる?

ものすごい歴史的な事件に立ち会っている。
ネットがあるから海外も含めた情報を自分で拾いにいけるが、これがネット普及以前だったらどんなことになっていただろうか。
テレビの報道だけを見ていると、比較にならないパニックが起こっていたかもしれない。
中国は余裕で情報封鎖できていただろうし、なんつうかネットあってよかった。

ふと「シンゴジラ」を見直した。
ゴジラという驚異の災厄がやってきて、なすすべなく破壊されまくるのですが、優秀な官僚のみなさんがコピー機でもって戦うお話。
ある意味コメディなのですが、あらためて今回見直して味わい深かった。
日本人的な展開は意外に有効なのかもしれないと思った次第。

DCL – The Game をやる

コロナで引きこもっていても罪悪感のない日々。
これまで PC の馬力が足りずやっていなかった、ドローンシミュレータをのそのそと始めた。
シミュレータもいろいろあるが基本苦行。
飽きずに楽しいのは「DCL – The Game」。
https://store.steampowered.com/app/964570/DCL__The_Game/?l=japanese
世界有数のドローン選手権、Drone Champions League の公式となっている。
ドライブゲームでいうと、グランツーリスモみたいな感じ。
ガッチリしすぎてなくスピード感があって楽しい。
ただものすごい疲れる。目が疲れる。なんか年を感じるぜ・・。
真下にダイブとか、実機じゃあまりやらないこともコースとしてあるので、そういう練習になる。
輪っかくぐりは、ほとんどやってこなかったので、これで練習になるかな。
まあコツコツ時間かけてやっていこうかなと思ってる。

実行環境について。
UE4ベースで、ガチの 3D ゲームほどではないが、そこそこの GPU が必要。
PS4とXBox版もリリースされているそうで、そっちがお手軽そうだが、コントローラにプロポが使えないので、そこはかなりのハンデだ。
最初コントローラー版でやったが、コレはかなりキツいだろうなと思った。
レバーを長くする加工とか頑張っている人もいるようだが、そもそもが違いすぎる感じ。
プロポの方も飛ばせる人は、それなりにエグめの設定しないと、逆に違和感あるかも。
HDMI出力でゴーグルにも映像を飛ばせて、それはそれでなかなか良い感じではあるが、画面のアスペクトが16:9決め打ちなので、ゴーグル側がそれに対応していないとダメ。
いちいちゴーグルつけてやるのも大変なんで、まあ普通に画面でいいんじゃねえ?リフレッシュレートとかあるし?という気になる。

あと「あるある」として、プロポのドライバが Windows Update でダメになる件。
ドライバを差替するのだけど、毎回どうだったっけ?ってなるのでココに貼っとく。
https://www.liftoff-game.com/sites/default/files/inline-files/Liftoff-Windows-10-Reinstall-Remote-USB-Driver_0.pdf
具体的には、ドライバを「BETTER_USB_HS」ではなく「HID入力デバイス」(説明文は英語版なので「USB Input Device」となっている)を選ぶ。
これは半年ごとにある Windows の大型アップデートで、プロポが libusb-win32devices として認識されてしまうため。
おそらく今度の4月にある大型アップデートでまた出るのではないか。

プロポで X-Lite Pro 使ってる人は少数派っぽい。
この手のPCシミュレータで使うには、場所とらないしUSB充電でやってる間に充電できるし、ベストなチョイスではなかろうか。
X-Lite Pro には前にボタンが2つ(SEとSF)ついてて、これをプロファイルに設定しておくと、「再スタート」と「リカバー」に割当可能になり、プロポを持ったままで延々飛ばすことができる。

ゲームとしてなかなかおもしろいが、やっぱり敷居高いかも。
コントローラーの問題が大きいと思う。
プロポ買ってきて、さらに使いこなせなくちゃいけない。
一般の人がそこまでやってプレイするかっていうと難しそうだし、そもそも環境がゲーミングPC。
まだまだマニアな世界だなあと思う。名前も検索性悪いし。
まあでもこれはおもしろい。

NVENCをWSLのubuntuから使う

念願の Geforce がやってきたので、GPU 使って高速にエンコできる。
いつもの ffmpeg もとても高速になるだろう。やったー。

でも WSL の ubuntu では GPU に対応していない。
なので、GPUをブン回すには Windowsバイナリを準備するしかない。
NVENC は Nvidia の拡張なので、それを組み込んだ ffmpeg を自前でビルドするのが基本。
WSL の ubuntu に Windows のビルド環境を作ってビルドする。(このあたりいよいよややこしい)
それが正道なのかもしれないが、バイナリ配ってくれている人いた。ありがてえありがてえ。
https://ffmpeg.zeranoe.com/builds/
「Windows-64bit」の「Static」のままでよいのでダウンロード。
解凍すると中にいくつかのフォルダがあるが、とりあえず用があるのは「/bin/ffmpeg.exe」だ。
これを実行しやすいところに配置する。
あとは Powershell から「-vcodec h264_nvenc」とか「-vcodec hevc_nvenc」とかオプションを使うと使える。

でも Powershell 特有の細かい方言が気になる。使い分けるのめんどくさい。
そんなあなたに朗報。
なんと実は WSL の ubuntu から exe ファイルが実行できる。
「なにをイマサラ」と言われる向きもあるかと思うが、Linux を長年使ってきてるとそうした変化も知り得ない。
これがあったので、Windows に帰るかって気にもなったのだけど。
Windows バイナリを動かす場合は当たり前だが、ちゃんと「.exe」まで記述する。
いっそ alias で割り当てちゃってもいいと思う。
前にも書いたが「/mnt/c/」で「c:\」につながる。
もちろんコレに限らず python とか、GPU連携するヤツも使うことができる。

ということで、エンコ速度が感覚的に5倍ぐらいアップした。
CPU のリソースが上限張り付きにならなくなるので、他の作業も並行して進めやすくなった。

今回のゲーミング買うまでは Jetson nano に nvmpi 組んだ ffmpeg とかと組み合わせながら、なんとかしのいでいた。
Jetson nano も侮れない使えるレベルで、とりあえず安価に底上げするならコレもありかもしれない。
やり方はココ。こっちは素直にビルドしかない。
https://github.com/jocover/jetson-ffmpeg
でも1台でチャッチャとできるのは全然ラク。

「コロナで引き篭る」を活用する

昨日の散財ネタに反応多し。

あれは流行りのコロナ対策なんですよ。
おウチに引き籠もる準備なのです。だから今なのです。さあみんなも買おう!
ということで、私視点から見た引き篭もりネタを並べてみた。

■Davinci Resolve の公式マニュアル
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/training
懇切丁寧すぎる。とりあえずビギナー編をやっとけば困らないと思う。
これまでこういうのやってこなかったので。個人的に重点項目。

■Unity のチュートリアル
https://store.unity.com/ja#plans-individual
こういう統合開発環境は苦手なんだけど。
とりあえずチュートリアルなぞって雰囲気ぐらい掴んでおくか。
FPSとかマリカーのようなサンプルで学習できます。

■Progate の無料プラン
https://prog-8.com/
プログラムとかそういうの。学校教育になかった世代はツライっすよね。
今回の騒ぎでは「無料開放!」とはなってないようだけど、基礎18講座は無料で一般常識レベルには十分。
さらに進むとしても980円/月なので、動けない期間に集中してやるもよし。

■Sketchup for Web
https://www.sketchup.com/ja/products/sketchup-for-web
Sketchup はかつて、Google がタダでばら撒いていた建築向け3D CAD。
最近は業務向けは有料になったりしていましたが、フリーで使える Web 版が登場。
とにかくスケッチアップは手軽なのがポイントなので、これは使いこなせるようにしておくといいと思う。
オヤジ殿が木工作にハマっているのだが、これで寸法出しするとスゲエラクと絶賛しておりました。
このあとに出てくる Fusion360 と比較すると、曲線とかが苦手なのだけど、その分四角いものはホント簡単。
入門ページもたくさんあるので、使えるようになってて損はないと思う。
業務にも使える Pro は700ドルぐらいの買い切りだったけど、年299ドルのサブスクリプションに移行したのかー。

■Fusion360 の公式セミナー
https://www.autodesk.co.jp/campaigns/design-now/online-seminar
3Dプリンタでおなじみの Autodesk 製 3D CAD。
高性能で多機能すぎるぐらいガチなシロモノですが、個人利用は無償。
これ DWG も出力できるので、地味に 2D CAD としても優秀かもしれず。
(DWG は年代の互換性で時折ハマる)
他にもたくさん入門ページあるけど、なにか目標決めてやったほうがいいのかもしれない。
漠然とやるとつまらない。

■5.8GHz VTX の無線局申請(新規/追加)をする
これはチャットツールみたいので個別対応とかですかね。
先週末やっていたのですが、心なしか JARD の対応が早い気がする。
アレですかね、コロナで講習関係が止まってて手が空いてるんですかね。
狙い目かもしれないですね。

■Arduinoとかラズパイとか
これもオススメなんだけど、なんかこうサッとやれるのない。
細かい道具とか多いし、実施する環境つくりが必要だからかも。
加えて見た目地味だしな。とっつきにくいかもな。
子供に教えるってのも、親が詳しい人限定になってる気がする。
なんだけど、どこかで身につけたほうがよいスキル。

■ドローンシミュレータをする
おっさんは集中力が長持ちしないです。
VelociDrone でユーザのコース作りとかも活発になってきた。

■ハンダの練習をする
「ハンダ・セラピー」という言葉があるぐらいですから。
オライリーの背表紙に「心が落ち着く」と書いてあるぐらいですから。
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118529/
私は中学生ぐらいからの経験のみので、超我流。
一回ちゃんと勉強してみるかという気にもなっている。

■ファームをビルドとかする
WSL の ubuntu 使ってクロスコンパイル環境を準備して Betaflight や iNav のファームビルドするのは紹介した。
あれの応用。
ウチの界隈で TS-80 とか TS-100 とかのモバイルはんだコテが人気。
STM32がついてるプログラマブルモデル。
構造的にはコテの比熱が少なそうだけど、プログラム制御でいい感じとか。
出先でちょっと使うのにちょっとそそる。
USB Type-C で、QC3.0とか使える TS-80 が便利なようです。
まーまー高いんで持ってない。コテ先も揃えたくなっちゃうしな。
そんな TS-80 のカスタムファームが作れるのがコチラ。
https://github.com/Ralim/ts100
dockerで同じように ARM の tool chain 使ってビルド可能な模様。
「はんだゴテをカスタム」って字面がそそらないですか。

■その他、映画とかマンガとか本とか音楽とか
見渡すとたくさんあるよね。ホントいい時代になった。

まだまだ並びそうで、正直なところあまり退屈はしないなーと思う。
そもそも引き篭もってないしな。

8年ぶりにWindowsマシンを買う

Windows を買う日が再び来るとわ。

最近はスマホもあるし、家庭においていわゆるパソコンのニーズは下がっている。
我が家はほぼ Chromebook ですよ。
それでも時折、どーしても Windows でないとダメな用途が発生する。
なんかヘンテコなデバイスのファームアップとか。
その時のために2012年に買った Thinkpad X1carbon(初代)を大事に使ってきた。
壊れたら次買わなくちゃいけない。次買うの思いつかない。
一度はデカいアップデートで刺さって起動しなくなった。
諦めてクリーンインストールをしていた時にホント思った。
「立ち上がらなかったら心底めんどくさいな」と。
まあその時は立ち上がったワケですが。

そうやってなんとかしのいで来たが、ここに来て限界が。
動画編集とドローンシミュレータはいかんともし難い。
試しに VelociDrone 入れたら、文字読めないぐらい解像度落としてなんとか。
CPUファンがけたたましく回り、こんな季節なのに机はホカホカだ。
今のスマホにスペック負けるレベル(IvyBridge の i5 1.4GHz に 8GBメモリ)だし。
老体にムチ打つのは心苦しい。そんなことしなくてもいい用途で余生を過ごさせたい。

ということで、ゴリゴリのゲーミングノートを買った。
カテゴリとしては、かなり無理目な設計のニッチな製品で、できれば避けて通りたかった。
いろいろ調べまくった結果、ASUS の ROG Zephyrus S GX502GV をチョイス。
久々にアキバの店頭で事情を話しつつ根切って「この値段は他店に持っていかないでください!この場で判断してください!」というのを久々に体験した。
支払いの時には変な汗がでるほど高い。
ドローン沼がどこまでも深い。

ギラギラとまたたくキーボード。ものすごい排気音。
鈍器になるレベルのバカでかいアダプタ。
Macbook と真逆な方向だが、端子の類は豊富で使い勝手がよい。

daVinci Resolve とか ffmpeg とか VelociDrone とか DCL とか Fusion360 とか Insta360Studio の利用を想定。
WSL で ubuntu が使えるようになったのもかなり大きな加算ポイント。
CUDAあるのでついに SfM も動くなあ。

メモリ 32GB は、今後を見越したらコレぐらいほしい。(買う時は最大載せる派)
ストライプセットな SSD は、そんなに速くはなかった。
どーしてもリアルタイムレイトレーシングをやってみたかったので RTX2060。
32GBとRTXは外せなかったので、そうするとみんな似た値段帯。
そうすると、全方位抜け目なくまとまったコレかな。

そしてなぜかリュックがオマケについてくる。
こういうのなくていいから安くしてくれればいいのに。そのせいで箱がでかい。
4000円ぐらいで売られている色違いのもの?らしい。
無難な黒のリュックで、まあつかえないことはないが、ドローン用途には内容量少ない。
メルカリで高値がつかないかとか真に願う。

ということで、まずは大事大事に使うよ。
ケースに入れて、キーボードの横に飲み物おかないように。
PCスペックを理由に進まなかったところにもガンガン進みますか。

Oneplus7T をチョウナンが買った

もうすぐ Oneplus8 のウワサもあるけど。

チョウナンが Oneplus3T を 7T に更新した。
3年ぐらい前にチョウナンが Oneplus3T を買って、それを見て完成度の高さにおののき、そこから3台 Oneplus になった。
そろそろ 8 の話が聞こえてくる時期だが、円高とか最終在庫とか見つつ、この時期を選んだようだ。
父の Oneplus7 Pro も、じーっと見て 7T がベストと判断した模様。
オレもそう思う。
正直なところ、富士額はそれほど弱点でない。
液晶がラウンドしてなく、顔認証もそのまま使える 7T が正解。
イヤホンジャックがなくなったのは困った。
Shure の BT2 にするか USB-DAC にするか。

さて、どこで買うか。
アフィリエイターがたくさんいて、20台限定お得クーポンとか出している。
連日煽る煽る。
だけど彼らは残念ながら業者の回し者なので、あまりアテにならない。
仕様違いで不具合あっても隠して売りたいだけの人達もいる。
加えて中国から輸入もコロナで動いたり動かなかったり。
そういう面倒に巻き込まれない、最近一番無難なのがアマゾン。
香港からすごい速さで届くので、最近はアマゾンでいいんじゃないかと思う。

スマホ輸入するのにもいい時代になったなと思う。