人間が長い間飛べなかったのは空を飛べるわけがないって考える人が圧倒的に多かったからなんだ。うまく言えないけど、人間は、鳥にだってなれたんじゃないかと思うんだ。そして、今だって鳥になれると思うんだ。人間の格好をしたままでさ。
リチャード・バック「イリュージョン」/村上龍訳
大事なのは、やる気みたいなもので、ちゃんと空を飛ぶ方法というのはあって、それを学んだり勉強したりしようとする気持ちが大事なんだと思うね俺は。
リチャード・バックは「FPVドローン」という、彼らの時代には想像のつかないチートみたいな方法で空を飛ぶことを、どう思うだろうか。
リチャード・バックというと「かもめのジョナサン」が有名。
当時はグルイズム的なところはヒッピーに担ぎ上げられた過去がある。
オウムでも同じようなこと言っていたのがいるな。
他の作品を見ると、とにかく飛行機で飛びたかっただけの人であることがわかる。
結婚した「One」あたりから、なんつうか普通になり、挙句の果てに「かもめのジョナサン」に最終章を足してしまった。
それでもリチャード・バックには正直でリアルな男の生きざまを感じる。
今回「花火撮影の手伝いしない?」ということで呼ばれてみた。
暗闇での位置確認は必要だろうなあと思い一工夫。
FAI DTRC2019 で使った Neopixel を引っ張り出して設営。サイズは10mぐらい。
当初は線香花火をイメージして設置したのだが、動画を見ると、葉っぱもついて花のような、打ち上げ花火のような。
急場しのぎにしてはいい感じになり、実際かなり活躍し、いい感じに動画で拾ってもらえた。
準備が十分だったところも、足りないところもあったりして、それでもなんとか無事完了して。
そしてまた次の課題が見えてくるドローンはホント飽きないな、と思うのです。
なんせ空を飛べる。