FAI DTRC2019 に行ってきた

東京モーターショーで行われた、日本初の国際ドローンレース「FAI DTRC2019」に行ってきた。
厳密にはゲートLEDの電飾設置お手伝い。

LED は Neopixel ベース。
Neopixel はドローンにも設置されるおなじみのヤツ。
5v印加に加え、シリアル信号を入れることで色を変更することができる。
これはラズパイで作った実験環境。

Neopixel とフレームは某所の廃材を流用。
悩んだのは電源とコントローラー。
5vなので数珠つなぎにしていくと電圧降下し、色が変わったり、点灯しなくなる。
1m 60個、5v 40A で繋いで、一番条件の厳しい白色点灯で実験。

それらの結果から、配線増えるけど、1m単位で個別に電源供給する方法に決着。
電源どんだけ準備する必要があるねん・・と思ったいたら、廃材の中から、電源付きのすごいいい LED コントローラを発見。

DMXでコントロールするガチのものらしいが、テストモードで希望の点灯が確保できることがわかったので、土壇場で採用決定。
現場での施工性を加味して、3端子コネクタとした。

そして製作。(この時点で開催1週間前)
ひたすら電線カットと、圧着と、はんだ付けをしまくる。

そして現地にて高所作業車借りて設置。

実際の運用は NHK でちょびっと映った。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191103/k10012162441000.html

お手伝いとして、かぶりつきの運営テントに置いてもらえたので、レースはもちろん、日向坂46のステージまで、良い場所で堪能させてもらいました。

レースはすごかった。十分エンタメとして通用する。
日向坂46のお客さんも全然違う客層かと思いましたが、帰る人も少なく好評だったようです。

狭い場所での夜間レースどうかなーと思ったけど、
動きの速いドローンレースは、機体の LED で確認しやすかった。
音もあいまって、あーなるほど海外のレースはそれでこうなってるのかと納得。
加えて「世界の MAD-system」で、レース状況を把握しやすい環境構築は重要かなと感じました。
なんせあまり例のないことなので、課題はいろいろでしたが、なんか未来を感じるイベントに参加できてよかったです。