僕はドローンと自転車とを比較したいのです

台風17号が来る前に飛ばしてきた。

なんか写真がキレイになってるぞ。新しいスマホすげえ!
台風が来て、なんとなく秋の気配。いつもの飛行場もトンボが飛び始めた。
この夏の間、ヤブ蚊から守ってくれた「ヤブ蚊バリア」も今日でなくなった。

最近はずっと、屋外でもってAirモードで飛ばすというもの。
ジャイロセンサーによる姿勢制御を最小限(AcroとAirの差)にし、自由な角度で飛ばす。
いわゆる「ドローン」って、自律制御の関係でジャイロで角度制限つけてて、ひっくり返ったりできない。
それゆえ強風が吹くと、一定以上の傾かないので流されたりする。
レーシングドローンのAirモードの場合、ものすごい傾けられる、というか裏返すところまで行けるので、その分速度は出るし、多少の外乱も含めて飛ばせるようになるが、最初は操作が難しい。
得られる映像は、始める前に考えていた「鳥の視点」ってのに一番近い。
つまり大変楽しいのだ。
追記:この界隈で非常に有名な参考動画を追加。
https://www.youtube.com/watch?v=kSsHWd2WIsY
https://www.youtube.com/watch?v=PCyrJTmUpNQ
鳥の視点から見た香港デモって感じ。

この半年、口を開ければドローンって言ってたので、いろんな人に意見をもらった。
その中で多いのが「自動で飛んで欲しい」というもの。
たくさんの人が乗っている自動車ですら自動は難しいのに。
そうではなく、自分で飛ばせるというところに価値がある。

スティーブ・ジョブスはかつて、「パーソナルコンピュータとはなんぞや」という質問に対し、「知的自転車(Intellectual Bicycle)」と答えたのは有名な話。
https://blogs.itmedia.co.jp/yokoyamat/2014/07/post_23.html
この話における「パーソナルコンピュータ」と「ドローン」は類似点がある。
ドローンは「視覚」という肉体的な機能を拡大する道具になる。
「視覚」とは得られる情報の中でも情報量の多い感覚だ。
知性につながると言ってもいいのではないか。
それゆえドローンは、自動車やバスではなく、自転車であるべきだ。

なので、みんなも自転車乗るみたいにドローンを飛ばそうよ。