Bluetooth ヘッドセットで音声チャットのお作法

Windows で Bluetooth ヘッドセットを PC で使う時のお作法。
あんまり活用されていないのか、特有のバッドノウハウが存在する感じ。

前の安い Bluetooth ヘッドセットで、うまくミキシングができなかったりの疑問を調べた。
その謎を解決する参考記事がココにあった。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1211626.html
ハンズフリーで音声チャットする時(入出力)と、出力のみではプロファイルが違うと。
確かに言われてみると、ボリュームのところに2種類増える。
具体的には Hands-Free AG Audio(入出力)と Streo(出力)だ。

音声チャットをしながらゲーム音声まで入れるとなると、Hands-Free AG Audio を選ぶ必要がある。
最新の Hands-Free AG Audio は HD Voice ということで、従来の 8kHz から 16kHz に帯域が上がったとのこと。
確かに調べてみると、Aeropex も HD Voice に対応していた。
ハイレゾのこの時代に 16kHzとは。十分しょぼい。
スマホはともかく、Windows は最近対応始まったとのこと。
Windows では音質しょぼすぎて、積極的に使われて来なかったということか。
高音部の伸びがしょぼくね?というのは、こちらのモードになっていたわけで。
Stereo にすると、CD並の 44.1kHz になる。まあちゃんと聞こえる。
それとて SBC で、LDAC や aptx などの広帯域プロトコルではないが、不満はない十分キレイな音質になる。

なお Stereo のままで音声チャットできないかというと、実はできる。
これが混乱するポイントだ。
ただこの場合は、音声チャットをやっているアプリ限定の出力のみしか聞こえない。
別のアプリの音声はミキシングされない。
Hands-Free AG Audio ではミキシングされる。
安モノラル Bluetooth ヘッドセットで機能しなかったこともあり、このあたり色々あるのかも。(めんどくさ)

ということで、使い分けが必要。
ハードコア・ゲーマーには常識だったのかも。
単一アプリ運用もしくは、Hands-Free AG Audio で困るかというと、今のところはそれほどでもなく、どちらかというと使い勝手を優先でヘッドセット運用がラク。
少なくとも会議用途にはまったく困らない。
具体的にアレ?と思うのは VelociDrone で、モーター音が、ちょうど苦手で聞こえにくい音域になる。
スタート音や、ゲート通過音は聞こえる。
Stereo のまま VelociDrone をシングルプレイすることはもちろんできて、この場合はなんの遜色もない。
あれ?音出てない?って時は、「Stereo から Hands-Free AG Audio に切替」と覚えておこう。
ガチなマルチプレイ時はピンマイクとヘッドホンを準備しよう。もちろん有線で。