自虐家のアリー


うおー。
Lyric Speaker マジカッコイイ。
amazarashiとの相性バツグン。
https://lyric-speaker.com/index.html
もう少し安くしてもらえないですか。
ということで出た、若干廉価な Lyric Speaker Canvas。

それでも安くないよ。
https://lyric-speaker.com/canvas/
バングアンドオルフセン置くこと考えたら安いかもしれないが。
でもこの多様性の時代、みんなで一斉に音楽を聴くってのも難しいのかな。
ということで、ポータブル版希望。

中国通販における Tracking 確認ノウハウ

Banggood から X-Lite Pro が出荷されたって連絡あって2週間経過。届かねえ。
Banggood の「追跡」によると「スウェーデンに着いたよ」って。
なんでスウェーデン?
Banggood に限らず、中国の通販は「なんで?」というところを経由することがある。
コストとか充電池の扱いとかで変わるようだ。
特に香港倉庫だといつもつらい思いをしているような気がする。
このあたりを今回はまとめてみよう。

トラッキングナンバーの最後が「SG」の場合はシンガポール経由だ。
シンガポール経由「SpeedPost」の場合は 17Track か 4PX を使う。
https://www.17track.net/ja
https://www.aftership.com/ja/couriers/4px
「EMS」ってことで、ちょっと高い送料払った記憶があるのだが。
この場合、香港で出荷されてからシンガポールに向かう。おいそっちは日本と逆の方向。
すごーいゆっくりシンガポールに送られ(7日ぐらいかかった・・コンテナ船?)、そこからは1日半で到着。
SpeedPostとボリュームディスカウントみたいな契約なのか?
香港からシンガポールまでの間は怪しいが、確かに SpeedPost 以降は EMS を経由しているようだ。

トラッキングナンバーが「RE」で始まるものはスウェーデン経由だ。
スウェーデン経由「PostNord(DirectLink)」の場合は、DirectLink か 17Track を使う。
https://tracking.directlink.com/
https://www.17track.net/ja
PostNord はかつてスウェーデン郵便局が民営化したもの。
DirectLink はスウェーデン郵便の海外向けブランド(三国間貿易用?)で民間扱い。
民間の DirectLink が香港で荷受けして、一度スウェーデン国内に持ち込み、PostNord の取扱にする。
他にもスイスとかデンマークとかもあるみたい。

さて今回の X-Lite Pro は「国際小包」でスウェーデン経由。
せっかくなので、どれぐらいに届くか予想してみよう。
とりあえず 4/30 に「shiped out」ってメールが来たモノの Tracking がコチラだ。

2019-05-07 09:12 Item pre-advice received
2019-05-09 10:44 Item received for processing Hong Kong
2019-05-11 01:07 Item departed on flight from origin

出荷の予約番号確保したのが 5/7。
そこまでは得意のバックオーダーだったのだろう。
通販会社によっては、この予約番号を確保したところで「出荷した」と言ってくるところもあるが、それですらなかった。
香港にある DirectLink で荷物を受け取り、その2日後スウェーデンに向かったようだ。
なお、Banggood から得られるトラッキングステータスは以下のとおり。

2019-05-09 10:43 The shipment item has been dropped off by sender

なんとこれだけ。
「出発地:スウェーデン」となっているが、もちろんこの時点では「香港にあるスウェーデンの会社の集積所」でしかない。
スウェーデンについてから、テキトウな日本便に入れて・・となると到着は今月末ぐらいと予想。

そのあたり確実な DHL にしろよと思うが、実は DHL 選べない。
例のズボラな在庫管理でバックオーダーをごまかすあたり、DHLだと速すぎてクレーム来ちゃうのだろう。
そしてバックオーダーのパターンは、在庫を一切持たず注文入ってから手配しているからだろう。
さきにカネもおさえられちゃうし。
つまり DHL を選択できるぐらいのショップ/商品にしておいた方が、在庫管理の品質が高いのかもねという話。

3Dプリンタ「Ender-3 Pro」を使ってみる

この手のドローンやっていると、3Dプリンタが必要になってくるのは、まあ正常進化。ふつう。
ということで、3Dプリンタに乗り込むことになりましたー。
最初のブームでは、つくるもの思いつかないなーということで見送っていた。
ドローンやってる今なら。今ならつくるのたくさんある!
で、選んだのはコチラ。

Creality Ender-3 Pro
https://github.com/Creality3DPrinting

オープンソースなハードウェアとして、あちこちから安いキットが販売されている。無印 2万~Pro 3万。
シカケとしてはロール上になったプラスチックの線材を溶かしながら積み上げていく FDM というタイプ。
その細かさ加減とか、材料の選択とか、精度とか。
そういうので機器のお値段がピンからキリになるわけです。
無印とProの違いは、押出機つまり材料が出てくるところが、Mk8 と Mk10 と違う。
Mk10 だと温度を高くする必要のある ABS とかも使えるようです。
まあココはとりあえず Pro にしておきますか。
半製品なので1時間ぐらいで組み立てして、出力したいデータを入れたSDカードを挿せば印刷が始まるというシカケ。
今回はこのキットをいろいろ改造したりメンテしたりしながら、まずは3Dプリンタという道具の勘所をつかもう!という気の長い企画。

細かいアップグレードパーツや、それこそ3Dプリンタで出力できる便利部品とか、そういうのもたくさんある。
なんでこういうパーツがあるのか、ってのが3Dプリンタの理解に良さげですね。
そのあたりはおいおいやっていくとして、今回やる内容とゴールの設定。

1.全バラして組み直し
キットモノの基本みたいなもんでしょうか。
なんせこの手のヤツは、200時間動いたら業務用ってレベルらしい。
うまくできなかった時の問題切り分けのためにも、ココはがんばってやるべきか。

2.OctoPrint
ラズパイベースの3Dプリンタサーバですよ。
これを使うとネット経由でデータ入れて出力したり、カメラ経由で映像確認できたり、いろんなグラフとか作れる。
この手のは得意だから悩むことなさそうだ。
最終的に電源を Ender-3 から取りたいから、24v → 5v 回路の追加が必要かも。

3.Merlin
Eden-3 を Arduino 化してカスタムしやすくするもの。
下のオートレベリングを行うために改造する。
USB接続の AVR ライタを準備して書き換える。

4.BLtouch
BLtouch は部品名で、パクった? 3Dtouch とか。
近接センサ LJ18A3-8-Z/BXというのもあるようだ。
なにかというと、Z軸のオートレベリングを行うための改造。
これは手間がかかってもやりたい、この筋ではメジャーな改造らしい。

という流れになる。
天気の悪化も見込まれる本日、組み立てをやってみた。

ハコはなかなかの大きさ。
広げるのが億劫になるレベル。
中はこんな感じで、ガッチリ梱包されている。

基本的なフレームはアルミの押出材。
土台はとりあえずガタガタするレベル。
このあたりはバラして、ネジロックを入れながら組み直しを行った。

全部組み立てて思ったけど、アッセンブリパーツごとに精度が違う。
特に土台部分と、ベッドまわり、およびリミットスイッチ関係は、かなりテキトー。

組み直すのデフォルトとした方がよい。下回りが組み上がったら、あとは方向を間違えずに組み上げる。

できあがり。
材料(PLA)はヘッドを十分温めたのちにバネを抑えながら挿入。
ニョロニョロ出てきたらとりあえずOK。

続いてベッド部分とヘッド部分の調整。
オートでヘッドの高さを出し、この結果からベットの水平などを四隅のネジで調整する。
Z軸の高さはリミットスイッチの位置で決まっている模様。
これが大変かつ肝心な部分。
最終的にはオートレベラを設置検討している。

Thingverse でテキトウな3Dデータ(STLとか)を引っ張ってきて、付属してくる CURE というソフト(スライサーという)を使い、G-code ファイルを得る。
この G-code というのが、作業手順とか NC マシンに伝えるもので、これで印刷の良し悪しが決まる。
CURE でサイズを小さく(2cm程度)して電気ネズミを印刷してみた。

35分でプリント完了。サポートがついてる。

このようにサポートとかも自動でつけてくれる。
すばらしい。スライサーすごい。

ということで、この長い3Dプリンタ道に立つことになった。
出てくるとおもしろい。楽しい。

追記:ノロノロと改良をはじめました。
https://papalagi.org/blog/archives/1368
https://papalagi.org/blog/archives/1376