DJI Digital FPV が飛ぶ

DJI の Digital FPV がようやく使えることになった。
ホントに大変だけど、得られる体験は未来だぜ?

DJI Digital FPV については何度か書いてきた。
https://papalagi.org/blog/archives/727
https://papalagi.org/blog/archives/752
https://papalagi.org/blog/archives/756
日本で合法に使うためには、業務無線局(無人移動体画像伝送システム72号)として登録するしかない。
それでもやればできる。今回ようやく実現に至った。

今回は業務局を 4局登録した。
Air Unit という映像用VTX と操作用レシーバーの一緒になったものを2つ。
昆虫のようなデザインのゴーグル。
そして操作プロポ。
それら構成部品すべてが双方向通信するため。
便利であり手間でもあり。これは大変なことですね。
暑い夏のニュースだったが、あれやらこれやらありようやく開局。
ようやく通電を行い設定をした。

まず JUTM への登録。もうココまで来たら徹底してやりますよ。
そして部品のアクティベーション。
これによりロケールが設定され、使える機能が地域にあわせた制限がかけられるシカケだ。
DJI機を PC からファームアップするのでおなじみの DJI Assitant 2 を使うのだが、日本語ページからはダウンロードできない。
言語を USA とかに設定し、ようやく DJI FPV 用の DJI Assintant 2 をダウンロードできる。
その後、Air Unit、ゴーグル、送信機すべてをアクティベーション、ファームアップを行う。

Air Unit は単体に USB 挿しただけでは電源足りないので、FC に組むなりして電源供給しよう。(たいへーん)
なかなか熱くなるので注意だ。

ゴーグルは某製品と比べると、すごく製品としてよくできていて、現代の製品だ・・という感じなのだが、電源が某製品と同じコネクタ挿すタイプ。
XT60 に 2.1Φの丸端子ということで、ここだけいつもどおりの感じだ。
やっぱり「電源スイッチはない」。今回も「電源スイッチはない」。
USB昇圧のケーブルでは電源足りない。
FATSHARK の電池ケースは使えた。
5インチ用の4Sとか6S使うのがいいのかなー。
ファームアップデートの際には安定した電源を準備してあげてください。

送信機は一番こなれた感じだ。
USBーC で充電できる。
すごく凝ってないが、Phantom のアレなので、基本的にデキはよい。
特に不満はなかった。

機体は NBD から仕入れたコチラの機体。
TransTEC Beetle HOM HD CineWhoop
https://www.transtechobby.com/products/transtec-beetle-hd-dji-pnp
BeeからBeetleを購入。7分飛ぶよー。
とりあえずコネクタ接続の専用設計ですなわち簡単だ。
1機は U199 としたかった。
DIPSとFISSは必要ないけど、JUTMが必要な機体。
組み上げたら、ちゃんと U199。

ということで、組み上げ完了。

双方向通信するので、バインド・・ではなくリンクをする。
ゴーグル、送信機の順番でリンクする。
そしていつもどおり Betaflight で設定。
OSDとかVTXの設定とかは必要なし。
Betaflight4.1 だと DJI HDL という高速な SBUS が出るという話だが、出てこなかった。
とりあえず「set sbus_baud_fast = OFF」でいつもの SBUS にしてバインド完了。
https://forum.dji.com/thread-198403-1-1.html
いろいろ話を聞いてて Frsky も検討しているので、ハイスピードSBUS はそのうち評価。
スイッチ周りは全部使えた。

ARMやモード設定を行った後、ついに飛行。
飛んだ感じはこんな感じ。(某有名人に飛ばしてもらいました)

これがどんな感じでゴーグルに表示されるかというとこんな感じ。

本体での録画機能は 1080p の 60fps ということで、4K上等の現在ではスゴイってことはないが、ゴーグルで得られる映像がケタ違いにキレイになった。
映像のチャンネル変えると、VTXもゴーグルも一緒に切り替えてくれたり、DISARM すると録画が自動で止まったり、あー本来そうあるべきだよね、という当たり前な感じがちゃんと実現されいていた。
飛ばすとこれまでにない圧倒的な情報量で、ちょっと違和感を感じる。
いつものアレじゃない。
しかしこれも地デジのようにいつか慣れてしまうのだろう。
弱点はその FPV 映像を HDMI でポンと簡単に出すことができない。
そこはガッチリ DJI が握ってるらしいぜ。使わせろー。
そんなことも含めたいろんな未来を感じることができる。
こういうのを贅沢っていうのかもしれない。(仕事の道具です)