5インチのDIPS全国包括が承認された

このところあまり更新がない。
自由研究はいろいろ進んでいるのだけど、どれも中途半端でレポートにまとめられない。
SfMデータの作成とか、全天球カメラとか、ちょっといいにくいアレとか、ちょっといいにくいコレとか。
そんな中、5インチ自作機の全国包括が取れたので報告更新。
承認はされたけど、いろいろ微妙だなーと感じている。
承認内容と違うということで「無許可」とされた例が先日あった。

みなとみらいで無許可ドローン 映像製作会社社員書類送検
https://www.kanaloco.jp/article/entry-193028.html

これちゃんとプロの会社で、このあたりもやらないとマズイってこともわかってたとは思うけど「型番違った」で書類送検。
機体もそこら辺の怪しげなのじゃなく、ちゃんと DJI の Mavic Pro。
DJI はこういったらなんだが、なかなか粘って落ちないので、なんで落ちたのかそのあたりの情報が欲しいが、世間的には申請不備で書類送検。

後出しジャンケンでいくらでもやられちゃう程度のもので、発生するであろうリスクについては、ちゃんと判断しないと、承認されたところでなんも守ってくれない。
だとしたらこの手間はなんなのかという話もあるが。
ちなみに自作機の製造番号は自称。区別なんかつかない。
自作機にも配慮してくれてるだけよしとすべきか。

加えてちょっとこんな事件もあった。

ドローン落下し生徒2人けが 熊本
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49712490S9A910C1ACX000/

専門学校の体育祭で行うダンスの練習を、教員がドローンで撮影してて墜落。
業務上過失致傷という話。
こっちは航空法関係ないのでDIPSもなにもないが、保険のありかたについて考えさせられる。
もう少し事故に至った細かい情報が欲しい。

なんとなく示されている機体の高さ(8cm)から Mavic 系ではないかなと思う。
Mavic 系はセンサーをカットして飛行する ATTI モードの設定がない。
GPSとか使う Pモードと、それの速度が速い Sモード。
予想したのはこうだ。
Pモード(Sモード?)で飛行していたが、鉄骨なんかでセンサーが使えなくなり、自動で ATTI モードに移行。
ATTIモードになると、ビタっと止まらなくなる。
センサー入ったり切れたりしているうちに、慣性で流れてく。
観客席の人も危険を感じれば逃げるだろうから、相当な速度で落下したのだろう。

気になるのは原因もだが、この場合の保険はなにを使ったのか。
飛ばした人はそこを意識していたのか。
業務上過失致傷ということなので業務扱い。趣味(ホビー)ではないだろう。
ちゃんと業務保険かけていたのかな。それとも専門学校の保険使ったのかな。
若い女性を傷つけるってことの保障は大きいし、そういうことに意識があったのかな。
ドローンは飛ばす側もそういうことを考えていかないといけない。

そんな前フリで、全国包括やり方の話。
事前に Mavic2 で申請している内容とあわせ「業務」に加え、「目視外飛行」の項目を追加し申請した。
業務なだけに、具体的なやり方だけ教えても無責任かなと思う。
「動画収入でアフィリエイトだから業務と言い張ってOK」とか、まーそうかもしれないが、趣味と業務の間にはいろいろあることは理解しておいたほうがいい。
機体については「趣味」で申請した機体(Diatone GTR548)と同じ。
「業務」にする場合は、提示が義務つけられている保険がポイント。
みんながよく使う「ラジコン保険」は「業務ダメ」と書いてある。
(最近「業務版ラジコン保険」も始めたらしいけど)
業務保険もよーく読むと DJI機とかに条件絞られている場合もある。
加えて業務保険加入には法人名義とかいろいろいる。
そのあたりをよく調べてよく判断しよう。
あと所管が違ってて書くところないとはいえ、電波法も守らないといかん。
資格持って、業務VTXで業務無線局つくって、JUTMにも登録しよう。
やったーこれでどこでも飛ばせるー。
として、例えばレースに出るのは業務でいいのか。
ココはプロライセンスとか出てこないと判断つかないのだろうか。
このあたりよくわからないポイントで、現時点でレースは「趣味」で場所特定したほうがいいのかも。

仲間内でも「5インチDIPS」申請が増え、それにつれていろんなノウハウが集まりつつある。
実際のところ担当の人によって温度差ある。
事前に確認していましたよーのアリバイ作りの枠を超えない。
リスクはよく理解してやるようにしましょう、というお話。