ラズパイで汎用サイネージをつくる

ウチの記事では人気(?)の「ラズパイでサイネージ」シリーズ第3段。
最初は omxplayer で動画を再生する方法。外部スイッチとか工夫もできます。

Omxplayer がラズパイ・サイネージに便利だ


次は Screenly というディストリ使う方法。

Screenly オープンソース版が便利


これはWebだったり動画だったり画像だったり。
mattermostとかにIPアドレスあげるようにして運用すれば変更も簡単だ。
しかしこれWeb部分が uzbl で、まあ通常に作る分には困らない。(と思う)
RTCついていなので時刻設定は注意。

これで終わりと思っていたのですが。
ココで IE シバリの人登場。いるのです。もう絶滅が見えているのに。なぜ?
説得がめんどくさくなったので、chromium ベースの汎用サイネージをつくる方法をまとめた。
これが思いの外に苦戦してですね。
さっくり結果が欲しい人は、もうそのものズバリがココ。読め。
https://pimylifeup.com/raspberry-pi-kiosk/

中身を理解したい人向けに、いつもどおりネチネチと解説したいと思う。
そもそも X-window を使いたくなくて、omxplaer とか Screenly とかでしのいできた。
これは電源がラクな Zero系を使いたかった。
テレビとかモニタから USB 電源供給が簡単にできる。
でも Zero系だと X-window 重すぎる。
しかしココに至っては X-window 避けられまい。
3A+も出てくるので、そこに向けてということにしよう。早く出て。
軽量なGUI載せたディストリもあるが、そのあたりでこだわると後日苦労する。
ココはデファクトスタンダードな Raspbian を使う。

Raspbian


この中では「Raspbian Stretch with desktop」を使う。
「and recommended software」は使いもしないゴミが増えて apt-get の量が増えるだけだ。
ホントは使わないもの削除したいが、まあそのあたりはお好みで。
あと前回も書いたが画面のローテーションは、/boot/config.txt の display_rotate=1 で縦にできる。

1.自動起動をどうするか
X-window の自動起動(autexec.batみたいなもの)は下記。
/home/pi/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
ココにスクリプトを書く方法がひとつ。
あとはサービス化する方法。(systemctl)
サービス化が正統派であとから小回りや応用が効く。
ただしコレだと LXDE の起動画面が出てから chromium 立ち上がる。
「あーこれは Raspbian 使ってるのかー」とバレる。
そして起動が遅い。Zeroだとホント遅い。
単一機能に絞るのなら autostart に書いたほうがスマートかも。

2.chromiumをフルスクリーンで動かすには
「キオスクモード」という便利なのがあって、これを採用するとフルスクリーンで立ち上がる。
やっぱりニーズがあるんだね。
引数に「–kiosk」とつけるだけだ。WindowsやMacでも使えるぞ。
表示したいページは、事前にホームを設定するか引数で設定しよう。

これでなんとなくサイネージっぽいものができあがる。やったー。
が、マウスカーソルが残ったまま。
これは「unclutter」というのを入れる。apt-get yeah!
あとは「unclutter -idle 0.1 -root」とか書いておく。
1秒でマウスカーソルが消えるようになる。(動かせば出る)
マウスはこれで解決。

これで完璧かと思いきや。
電源をブチ切りして再起動すると、Chromeでおなじみの「ページを復元しますか?」が出てくる。
キオスクモードはそのあたりも配慮しようよ。なんと中途半端な。
タブを復元したい人は多いが、復元したくない人は少数派っぽく情報少なかった。
/home/pi/.config/chromium/Default/Preferences
にある「”exited_cleanly”:true」「”exit_type”:”Normal”」にする。
これももちろん Windows とかにもあります。
あとは引数つけて動かせばOK。(/usr/bin/chromium-browser –noerrdialogs –disable-infobars –kiosk)
サービスで動かすのは先に紹介したコチラに詳しいです。
複数ページを切り替えるなどの工夫も掲載されています。
https://pimylifeup.com/raspberry-pi-kiosk/

これでなんとかなった。
しかしもう一回。
この後におよんでなぜ IE を使う?

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