続・HOI-LINK HR を作ろうぜ

前回記事からの続き。
https://papalagi.org/blog/archives/1523

ほいほい堂さんで改良版リリースの情報をいただきました。ありがとうございます。
■HOI-LINK-HR の遅延を減らせるか試す。
http://www.hoihoido.com/blog/wp/?p=4158
低遅延化とSBUS区切り検出の改善が行われ、新しいHex(20200822版)が配布されています。
http://www.hoihoido.com/HOI-Link/HOI-LinkHR20200822.zip
今回のやつは、前回のショートカット版では動きません。
お作法通りブートローダから焼いていかないとダメなので、そのあたりの説明を書いてみます。
ブートローダの役割や構成の仕方などは、ほいほい堂さんの記事をよーく読み込んでもらうとして、作成する手順だけまとめます。

■ファイルを集める
http://www.hoihoido.com/OpenStick/index.html
HOI-LINK HRのそもそものベースである、OpenStick のページです。
ブートローダ焼付後は、USB接続だけでファームを焼けるようになります。
焼き付けるツールが「MybootOS(64bitOSも使用可能なバイナリ) MybootX86-bin-160725.zip」になります。
http://www.hoihoido.com/OpenStick/MybootX86-bin-160725.zip
加えて「UBW用inf(ドライバ)MCHP-USB.zip」が必要ですが、残念ながらリンク切れ。
ココに落ちているのを見つけました。
https://www.microchip.com/forums/m836237.aspx
ココからダウンロードです。(MCHPUSB+Driver.zip)
https://www.microchip.com/forums/download.axd?file=0;836237
続いてブートローダのファームですが、ブートローダ単体より「ブートローダ+OpenStickLiteのセット」を焼いて動作確認し、その後 HOI-LINK HR のファームを焼き直したほうが、間違いないかもしれないです。
http://www.hoihoido.com/blog/wp/?p=1764
ココからダウンロード。
http://www.hoihoido.com/OpenStick/OpenStickLiteBinary161011.zip
この中の「Bootloader18F14K50+OpenStickLite.hex」を使いましょう。

■作成手順
まず前回同様の手順で、PICKit3 でファームを焼き付けます。

前回と同じ方法です。

最初に焼き付けるのは「Bootloader18F14K50+OpenStickLite.hex」です。
PICKit3 で焼き付けましょう。
USBでつないだら「JOYSTICKmini」というデバイスが見えると焼付成功。

次にブートローダ用のドライバを入れます。
「MCHPUSB+Driver.zip」の「Realease」の中にこんなファイルが並んでいます。

「mchpusb.inf」というファイルを右クリックし「インストール」。

次にPICをブートローダモードで立ち上げます。
VPP(PICKit3をつなぐ左端の端子)をGNDに落とした状態にして、USBを接続し電源オンします。
これでブートローダモードになります。
この状態から焼き込みツールで焼き付けます。
「MybootX86-bin-160725.zip」の中にある「Myboot.exe」を立ち上げます。
この際に、Defender から怒られるとおもいます。

「詳細情報」を押すと実行できるようになります。

あとは「Open Hex」で、20200822版の「HOI-LINK.hex」を指定して「Write Verify」すれば焼付完了。

VPP→GNDを外して、USBを接続し直すとデバイスに出てくると思います。
SBUS反転回路とかの接続は前回と同じですので、そちらを参照してください。

ブートローダを一度焼いたあとは、PCからUSB経由で焼付可能になります。
次回からの更新はラクチンですね。(最初からそうしようよ)
いずれにしても最初はブートローダ焼付に PICKit3 が登場することは避けられないので、ブートローダごとまとまったバイナリがあったほうが新しいのを作るときには便利です。
その場合は PICKit3 でコチラから吸い出して保存することができます。

■さいごに
今回でちゃんとお作法通りに作成することができました。
そして低遅延化の効果ですが、これは確かに効果出てるように思います。
FrskyのUSB接続だと、「遅延ゼロで11bit」という実環境以上に恵まれた環境になっており、ゲームとしてのプレイ環境としては一番理想なのかも。
しかしながらシミュレータという観点から見ると、実際に発生するであろう無線プロトコルの遅延も含めてよりリアルな操作環境がシミュレートできる。
そうした中で、HOI-LIK HR の低遅延化はさらに高い効果が得られそうです。

こういう「体感できる」っておもしろいですねえ。
ほいほい堂さん今回もありがとうございました!
さらなる改善も期待しております!