その12 西バレイの親切じいちゃん wirtten by ひげ
その8”泳いでしまった”の泳ぐ前、COBRAと自分は腹ごなししてから泳ごうということで、
海水浴場ならぬ湖水浴場の屋台でおそらく冷やしラーメンであろうと思われるヌードルを食した。
それでも物足りない我らはぶらぶらして、何か食うものはないかと歩いているとシェムリアップへくる時
のボートで、COBRAが食べたことのある竹筒弁当(竹の筒の中に赤飯のようなライスが入っていて、
結構グッ!)を発見し、”ハウマッチ”とかなんとかやっていると、”フリー”と奥に座っていたご老人が滑ら
かな英語で話かけてくるではあ〜りまんか。そして、むしゃむしゃと食べ出したCOBRAが美味い美味いと
言っていると、今度は香ばしく焼けたチキンを取り出し、”食べなさい”(英語でやさしく)とわたくしに
恵んでくれるではありませんか。わたくしは、おまけにほかほかごはんも頂き、そしてやしの実ジュースも貰いもくもく
と食べ続けました。カンボジアのチキンは恐らく元気よく育てられているおかげで、とにかくおいしい。
後でまxが一言、”おまえらもくもくと喋らず食ってたな。”そう、我々は西村晃のような
おじいちゃんからの心のこもったもてなしに痛く心を打たれ、ろくに会話もせず、涙しながら貪(むさぼ)り続けていた。
帰り際、名刺を貰うとなんとか財団の何やらお偉いさんらしい。
まさにカンボジア版水戸黄門さまさま。
おじいちゃんありがとう。

(もくもくとひたすら食うの巻)