その6 木はしゃべらないが...written by COBRA


アンコールワットの観光中にこんな木を見た。

真ん中の木に注目!

 

”なんで穴があいているの?”

と聞くとおれたちの後をついてきたガキンチョは

”ポルポト派の兵士が銃で撃ったものだ”

とさりげなく言っていた。

この写真をみてどう思う?

”なんともやりきれない気持ちになり、ただ腹が立って仕方がなかった”

というのが正直な感想。

なにがおもしろくてこんなことをするのだろう?

一体誰がこんなことをするのだろう?

この無邪気な、そして人なつっこい子供たちの親兄弟がそんなことをするのだろうか?

そしてこの子供たちも大人になったらこんなことをするのだろうか?

少なくともおれはここカンボジアで出会った人達がそんなことをするとは思えない。

何故ならみんないい人達ばかりだからだ!

”いい奴もいれば悪い奴もいる...”

どこかで聞いたフレーズだが、きれいごとだと言われようとおれは戦争が大嫌いだ!

なんでもっと楽しくできないのだろうか?

カンボジアの子供たちよ、決してこんなことを繰り返すなよ!

この穴のあいた木はしゃべらないが、戦争の愚かさや無残であることの生き証人であることには間違えない。


その7へ  シェムリアップ編へ  カンボジア編へ   HOME