第11章 旅から帰ってきて written by coba


帰ってきた日の夕方、まxとおれは夕飯を食いに行きつけのお好み焼き屋へ足を運んだ。

明日からいよいよ仕事、カンボジアの旅も終わってしまったなー、と二人でこの11日間を振り返りながら店まで歩いた。

今回の旅はとにかく暑く、そして熱気があった...

しかしここ東京はまだ涼しく、そしてGWのためなのか非常に静かだった。

これが帰国後のカルチャーショックなのだろう?

おれたちの住んでいるここ東京はまるで異次元の中にいるような妙な感覚だった。

ふと、おれは南西を向き

ここからは見えないけれど、この建物や山や海の向こうにはおれたちが行ったカンボジアがあって、

いろいろな人達がいっぱい生活してんだよなあ。世界って本当に広いよなあ...そしてこの場所からはカンボジアが見

ることができないおれたち人間って本当にちっぽけだよな

とつぶやいた。

するとまxは

”当ったり前じゃあねーか、だけどおれたちはその見えない所へ行っていろいろなことを経験することができた。

当たり前のことなんだけれど、世界が広いってことを知っている人と知らない人とでは大きな違いがある。

どんなきっかけであろうとおれたちはこのことに気づくことができた、だからおれたちは

これからも旅をし続けなければならないと思う!”

全くその通りだと思う。

世の中には旅ができない人がいっぱいいる。

おれたちはたまたまこの日本で生まれ育ったおかげで貧乏ながらも旅ができるチャンスがある。

世の中を知ることができるチャンスがあるんだ!

だからおれたちはこれを生かさなければならない、このことをこの旅で学んだ。

・・・・・・

 

 

(何で俺も夕飯に誘ってくれなかったの?)


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